病院長よりみなさまへ
J1アルビレックス新潟と難病リハビリテーション
写真はサッカー・アルビレックス新潟のエンブレム(縦横120cm)です。丹精込めた1000羽を超す折り鶴からできているのが、おわかりいただけますでしょうか。当院の難病リハビリテーションに通院中の方々が、作業療法の一環として制作してくださいました。
アルビのJ2リーグ優勝とJ1復帰は、新潟の私たちにとってこの上ない喜び。その晴れ晴れとした気持ちと、これからも応援し続けるぞという気迫がこの作品に込められています。
難病リハビリテーションは、ご自宅で生活していらっしゃる脳神経疾患患者さんに、集団体操やレクリエーション、創作活動に取り組んでいただく治療です。運動機能や日常生活機能の低下予防効果があり、患者さんどうしの交流(ピア・カウンセリング)も生まれます。
新潟を象徴する海の青、夕日のオレンジ、舞い上がる白鳥。多くの患者さんの共同作品である見事なエンブレムは、私たちに希望あふれる2023年を予感させてくれます。
2023年1月 国立病院機構西新潟中央病院 病院長 大平徹郎
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